愛媛大学理学部 沿岸環境科学研究センター

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野崎一茶さんが第52回日本水環境学会年会で年会優秀発表賞受賞!

2018年3月15日(木)~17日(土)に北海道大学工学部で開催された第52回日本水環境学会年会において、理工学研究科博士前期課程2年でCMES化学汚染・毒性解析部門の野崎一茶さんが年会優秀発表賞(クリタ賞)を受賞しました。

追悼文集 立川涼先生と環境化学

追悼文集 「立川涼先生と環境化学」が刊行されました。

編集にあたり、ご執筆、ご協力を賜り、誠にありがとうございました。

毎日新聞(12月26日)紙面に紹介記事が掲載されました。

立川先生追悼文集は下記よりPDFにて閲覧できます。

立川先生追悼集(PDF)

追悼 立川 涼 先生

追悼立川先生

廃棄物資源循環学会中国・四国支部奨励賞を受賞しました

平成29年2月19日(日)付で、沿岸環境科学研究センター (CMES) 化学汚染・毒性解析部門の松下尚史さん (大学院理工学研究科博士前期課程2年生) が、廃棄物資源循環学会中国・四国支部奨励賞を受賞しました。

 同賞は、将来の活躍が期待される若手の会員に与えられるもので、今回の受賞は、平成28年9月27日 (火) ~ 29日 (木) に和歌山大学で開催された第27回廃棄物資源循環学会研究発表会での発表が評価されたものです。

松下さんの発表演題は、「有機ハロゲン化合物によるガーナe-waste処理場の土壌汚染 – 不適切な処理にともなう有機化学物質の環境放出 – 」で、CMESの国末達也教授の指導のもとで取り組んだ研究成果です。

松下さんの研究は、有害化学物質の汚染が懸念されているガーナの首都アクラに存在する、電子・電気機器廃棄物(e-waste)処理場の包括的スクリーニングを世界に先駆け実施したもので、先端質量分析機器を駆使した解析から、残留性有機汚染物質やハロゲン系難燃剤の環境放出だけでなく、ミックスハロゲン化ダイオキシン類の非意図的生成を初めて明らかにしました。特に、野焼きなどe-wasteの不適切な処理過程において二次生成していることを突き止め、作業労働者や周辺住民への曝露リスクが危惧されることを提示した点が高く評価されました。

平成28年度日本水環境学会博士研究奨励賞(オルガノ賞)優秀賞を受賞しました

平成28年9月13日(火)~15日(木)、秋田県立大学秋田キャンパスで開催された第19回日本水環境学会シンポジウムで、沿岸環境科学研究センター(CMES)田上瑠美研究員が、「平成28年度日本水環境学会博士研究奨励賞(オルガノ賞)優秀賞」を受賞しました。

 本賞は、水環境に関連する分野の学術的調査や研究に取り組む博士後期課程の大学院生もしくはシンポジウム開催年の前年以降に学位(博士)取得した35歳以下の会員を対象としたもので、選考は、要旨、研究業績および当該年度シンポジウムにおける口頭発表を総合的に評価して行われます。なお、本賞はオルガノ株式会社様のご寄付により実施されています。本年度は、一次審査を通過した6人がシンポジウムで口頭発表し、最終的に最優秀賞が1人、優秀賞が2人選ばれました。

発表演題

「生活関連化学物質による魚類汚染:体内移行残留性と組織分布の解明およびそのリスク評価」