愛媛大学理学部 沿岸環境科学研究センター

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研究室所属の5名が「第32回環境化学討論会(第3回環境化学物質合同大会)」において、優秀発表賞【博士前期課程(修士)部門】を受賞しました

令和6年7月2日~7月5日にJMSアステールプラザ(広島県)で開催された「第32回環境化学討論会(第3回環境化学物質合同大会)」において、沿岸環境科学研究センター(CMES)化学汚染・毒性解析部門所属の5名が優秀発表賞【博士前期課程(修士)部門】を受賞しました。受賞者12名中、5名が当所属の学生でした。

それぞれの発表演題は下記になります。

服部 兼真さん (大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(Wellington Laboratories賞)「瀬戸内海沿岸域の二枚貝に残留するベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤の時空間トレンド解析」

徳田 深咲さん(大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(RSC賞)「生体組織試料中に残留する新規PFASを対象とした分析手法の開発」

桒原 萌葉さん(大学院理工学研究科博士前期課程1年生):優秀発表賞(RSC賞)「消しゴム等製品中の可塑剤の定性・定量および暴露リスク評価」

佐藤 愛佳さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年生):優秀発表賞(Springer Nature賞)「有機フッ素化合物(PFAS)によるイヌ・ネコ用ドライペットフードの汚染実態」

松田 悠莉さん(大学院理工学研究科博士前期課程2年生):優秀発表賞(Springer Nature賞)「ヒト肝S9画分を用いたin vitro試験と機器分析による有機リン系難燃剤の代謝物同定」

優秀発表賞の選考基準は以下の通りです。

意義:研究の重要性,解決すべき課題,研究目的は明確か.

  1. 内容:研究方法,得られたデータの量と質は十分か.新規性はあるか.
  2. 考察:データに基づいた考察を適切に行っているか.得られた結論は妥当か.
  3. 素材:ポスターの図表は綺麗か,文字の大きさは適切か.
  4. 発表態度:声の大きさ,話すスピードが適切か.図表を指しながら説明しているか.
  5. 質疑応答:質問に対して的確に回答しているか.

上記の選考基準を総合的に勘案して評価されました。